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バリアフリー住宅とは

s_07.gifバリアフリー住宅のおおまかな内容
まず、家族全員が安全で安心な暮らしができるというのを前提にして、そこから老化・障害・病状などに配して生活のうえでバリアをなくすようにする。いわゆる万人がすみやすい住宅であるということ。階段 トイレ お風呂 洗面所 居間 寝室 台所 廊下 玄関 共通などについてのバリアフリー住宅の主な施工例と、下記では、介護保険により福祉住環境コーディネーターによるバリアフリー・福祉環境の住宅整備についての配慮点を紹介しています。





バ リアフリー住宅と専門的配慮
(福祉住環境コーディネーターによる福祉住宅への改修内容も補足として加える)



階段
  • 段差解消・もしくは段差の緩和。
  • 滑りにくい素材など。
  • 手すりの取り付け(建築基準法+症状によって考慮)

手すりについて
高さ→750~800mm(階段部分は 段鼻からスロープは斜面床から)下りの時の利き手側に設置(できれば両側に)直径→32~36mm
手すり端部は壁側または下方へ折り曲げ る→衣類の袖口のひっかけたりする
手すりの端部の空き距離は400mm以 内→手放し状態で歩行すると危険


  • ノンスリップ・・段鼻部分にノンスリップを設置する→転倒防止のため
  • 階段の寸法→踏面・・300~330mm
  • 蹴上・・110~160mm



トイレ
  • 手すりの位置や数。
  • 立ち座り用の縦手すり
トイレの手すりについて
→便器の先端より150~300mm前 方
→身体機能の低下により便器から遠い位 置低い位置が使いやすくなる
横手すり
→便器中心から左右に350mm振り分 けた位置
→壁芯ー芯間口910mm
→高さ車イスのアームレストと同じ高さ
→便器の座面から220~250mm上 方


  • 車椅子の使用による幅、ドアの種類
  • 引き戸、外開きにする
  • 症状によって洗浄器や乾燥機などの設置。暖房など。
  • 寝室との距離はできるだけ短く、寝室に隣接が好ましい
  • スペース
トイレのスペースについて
排泄動作が自立の場合
→間口910mm& times;奥行き1365mm
→1515mmなら立ち座り動作に余裕
要介護が必要な場合
→便器側方、全方500mm以上の介護 スペース
→利用者と介護者と打ち合わせて便器位 置を設定する
トイレ・洗面・脱衣室の共有化
→介護スペースの節約・建具の削減




お風呂
  • 段差の解消(グレーチングへの配慮)。
  • 立つ、座る動作への手すりの設置。
  • 滑りにくい素材。
  • 洗い椅子の考慮。
  • シャワーや蛇口への配慮。
  • 腰掛けた状態で動作ができるようにする

お風呂のスペースについて
→間口・奥行きとも壁芯ー芯 1820mm程度
浴槽
外寸→長さ1000mm~1400mm
(高齢者、障害者 1100mm~1300mmが適してる)
横幅→700mm~800mm
深さ→500mm~550mm
浴槽縁高さ→洗い場から 400mm~450mm(腰掛ての出入りの可能、立位でもまたぎやすい高さ)


  • シャワーイス等使用の場合は、座面の高さを浴槽高さに合わせる。
  • エプロン部分の厚さに注意する(またぐときにバランスを崩して転倒なども考慮)
  • 手すり・・・縦手すり、横手すり、L型手すり
お風呂の手すりについて
材質→合成樹脂、樹脂被覆型金属製(滑 りにくい素材)
直径→28~32mm


  • 換気・暖房・・室温と浴室の変化の少なくする。



洗面所
  • 車イス対応→車イスやイス座の膝部分があたらないよう
  • 洗面カウンター→片手動作がしやすい(脳血管障害、片麻痺)
  • 防露型の鏡
  • 水栓金具はシングルレバーの混合水栓


居間
  • 段差解消。
  • 滑りにくい素材
  • 車椅子での走行しやすい素材・あたり壁の設置。
  • 和室から洋室への改修(立ち座りの動作の軽減)。
  • 動線の考慮。


寝室
  • 和室から洋室へ(布団から起き上がり立つ動作からの配慮)車椅子など居間と同じ考えでのバリアフリー。
  • 掃きだし窓(車いすの場合必要な有効幅員を確保)柱芯ー芯1820mm以上
  • 建具→引き戸、折れ戸
  • 深い収納→910mmの奥行きの場合は下枠の排除
  • 押入れの高さ→750mm位


台所
  • 動線の考慮。
  • シンクの高さや深さ。
シンクについて
立位→800mmと850mmの2種類
※身長にあわせる
イス使用→膝入れを確保(シンク下の収 納の撤去)
車椅子使用→シンク深さ 120mm~150mm
カウンター高さ740mm~800mm

  • 蛇口の配慮。
  • 座ったまま調理ができるような台所への考慮。
  • ガスコンロ・・安全機能付き

ガスコンロについて
→立ち消え安全装置付き
→てんぷら火災防止機能付き
→セイフルコンロ
→五徳の突起部分(30mm下がったも の)
電気調理器→鍋の材質は限定ない(鍋底 の丸いものは適さない)
電磁調理器→重い鉄鍋に限定(高齢者に は不向き)


廊下
  • 段差の解消。
  • 車椅子使用の走行の際のあたり壁や床の素材への配慮。
  • 廊下の幅。
廊下の幅について
有効幅員・・3尺モジュール (910mm)
→105mm角柱使用すると最大 780mm
介助用車イス
→有効開口寸法750mm以上
自走式用車いす
→有効開口寸法950mm以上 
手すり・・床から 750mm~800mm(取り付け位置)




玄関
  • 段差解消。
  • あがりかまちの確保(あがりがまちの段差→180mm以下)
  • 式台・ベンチの工夫・・・上がりまちの段差を小さくできない場合
式台の利用
(幅500mm以上奥行き500以上)
・・・座った姿勢で靴の着脱ができるよ うにベンチの使用


  • 手すり。
縦手すりの設置
→下端は土間から 750mm~800mm程度の高さ
上端はホール床面に立った対象者の肩の 高さの上方の100mm程度


  • 車椅子使用の場合のドアの幅やスロープ(勾配1/12,1/15)。
玄関スペースについて
歩行における出入りの場合
手すりの設置の場合の玄関間口→芯ー 芯・・1,365mm
介助スペースが必要→芯ー芯・・ 1,800mm以上
(ベンチ、式台、介助スペース)
車椅子を使用する場合
土間の奥行き→1,200mm以上
JISの自動用車椅子の全長が 1,200mm以下ではあるが
車椅子の全長が1,100mm程度→+ 100mm余裕が必要



共通
  • 照明スイッチ
  • 夜間でも段差を認識、確認できるように配置。
  • 階段の足元→補助照明
  • 動線部分は均一の明るさにする
  • ドアの開閉幅。










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介護保険による住宅改修について


以下の事項に対して改修の際に介護保険からの給付金が出ます。

手すりの取付け
 廊下、階段、トイレ、浴室、室内、玄関など、家の中に設置する手すりの他に外へ玄関から道路までの段差などにつける外構手すりにも適用されます。
床段差の解消
 敷居を取り除いたり小さなスロープを付けて段差を解消します。
滑り防止及び移動の円滑化等のための床の変更
 滑りやすい床をフローリング材やユニットバス用の床材や車椅子使用のための固いジュータン材などに変更するときには適用されます。
引戸等への扉の取替え
 ドアを引戸や3枚引戸などに変更する場合に適用されます。(車椅子使用の際のドアの開き方などによる)
洋式便器等への便器の取替え
 和式便器を、洋式便器に取り替える場合に適用されます。
その他上記に付随して必要となる工事
 手すりを付けるためには壁を補強する必要があるとか、段差を解消するために床の土台など、関連する工事が必要な場合その工事についても介護保険の対象となります。

給付については要支援・要介護が1~5の人も共通で住宅改修のための給付は上限20万円となっておりますが、認定区分が3段階あがった場合や引っ越した場合などはまた申請する事が出来ます。ただし、介護保険での住宅改修の際の本人負担は1割ですが、各自治体によっては助成金(高齢者住宅改造助成事業・障害者住宅改造助成事業により)を出してくれる場合もあるので各自治体へ聞いてみると良いでしょう。

支払方法

償還払い・・・一度全額業者へ収め、後日本人へ9割戻ってくるという方法
受領委任払いによる住宅改修費の給付・・・業者へ1割しらはい、その後業者あてに9割分の費用を委任する方法。


申請の際に必要となるもの(工事前)
  • 介護保険住宅改修費支給及び事前申請確認書発行申請書(被保険者本人申請)
  • 工事費見積り書(工事内訳の詳しくわかるもの)
  • 住宅改修が必要な理由書(ケアマネジャー・福祉住環境コーディネーター2級以上が作成する)
  • 工事箇所が確認できる図面
申請の際に必要になるもの(工事後)
  • 事前申請確認書
  • 支払金口座振替依頼書
  • 領収書
  • 工事内訳書
  • 工事前と工事後の日付入り写真
  • 住宅の所有者の承諾書(改修の利用者と住宅の所有者が異なる場合に必要)
  • 委任状(受領委任による申請をする場合のみ)


また、福祉用具費用に関しても支給される場合がありますので、
福祉用具店にて福祉用具専門員などに聞いてみると良いでしょう。

腰掛け便座(ポータブルトイレ など)
特殊尿器
入浴補助用具(入浴用いす など)
簡易浴槽
移動用リフトのつり具の部分

などが対象になる場合があります。